5/29(土) 本日は東京支社のイベント 道満グリーンパークでバーベキュー!

東京担当・村山です。

皆でビール片手にBBQ を頬張るなか、私は一人離れて彩湖へ歩き出しました。
そう、進水式を彩湖で行う予定で、この機会に下見を済ませておこうと考えたのです。

しかし、グリーンパークはとても広くてなかなか湖面が見えません。
やっと見えて来ましたが、「このエリアは立ち入り禁止」の立て看板。
北側に見えている橋の向こう側が親水ゾーンとの事。
「ここまで来たのだから行ってみるか」と、暫し歩き続けると数挺のカヤックを発見しました。
水面が下がっている様で公園の歩道から50m 程の距離が有りました。

近づいて行くと歩道の木陰で休憩中のカヤッカーと思われる方がお二人。
「あの~、カヌーを作っている者ですが、お話を伺って良いですか?」と作業中の写真を
お見せしてすると、皆さん名栗カヌー工房の事をご存知で快く受け入れて頂きました。

彩湖マップ
彩湖マップ
やってきたカヤッカーの方々
やってきたカヤッカーの方々
カヤッカーのみなさん
カヤッカーのみなさん

「今日は自作のカナディアンの人も来てるよ」と近くで見せて頂きました。
何でも今日、このカナディアンは売ってしまうそうです。

「こちらはFRP を塗る手前です。最近は(電車や車の窓から)水面が見えると
てい艇が降ろせるか探してしまうんです」と話すと、
皆さん「そーそー!わかる分かる」と声を揃え「進水式をここでやるんですか?」との問いにハイ!と答えました。

社内報にも書かせて頂きましたが、この時から進水式とリバーツーリングについて構想してました。
カナディアンの方にどんな場所で乗っているのか聞いてみると、中禅寺湖などの湖との事。
やはり輸送車両の関係で挺を出した場所に戻って来られない川下りは憧れであっても実行するのは難しいとの事。
「四万十川が有名だけど、ガイドと輸送料金で結構な額を取られるんですよ」との弁。

なるほど、リバーツーリングを計画するならその点を詰めないといけないのか!
アドバイスのお礼を述べ、進水式で再会することを祈念し、
チョットお腹も空いてきたところでバーベキュー会場に戻りました。

5/28(土) 引き続き、船体作成

大阪営業・小笠原です。

5/28は、若手が多く集まりました!
新入社員の奥田くん(大阪営業)が初参戦です。

5人衆
5人衆

まだまだ終わらない船体作成。
底に近づくほど湾曲の度合いも強くなり、木材1本1本を接着していくのが難しく
なっております。こんな時、たくさんの人手があり、助かりました。

近頃、自然と作業担当が決まり、流れ作業が確立して作業スピードが上がっております。
一人ひとり、得意作業があり、下林君は仮止めのガンタッカー遣い。田中君は、作業をしな
がらも場を明るくするムードメーカー。ひたすら懸命に作業する根石君、
しっかりアシストする奥田君等、一人ひとりの力が光っておりました。

宮内課長・下林 ガンタッカー
宮内課長・下林 ガンタッカー
船首釘留め 下林
船首釘留め 下林
田中 グッジョブ
田中 グッジョブ

次回も楽しみです。

5/21(土) 部材曲げ装置が登場!

大阪営業・小笠原です。

今回は、酒井次長(大阪営業)とその奥様で産休中の大島係長(大阪営業)が娘さんを連れて手伝いに来てくださいました。
かわいい笑顔に場の雰囲気もいつも以上に明るくなり、楽しい雰囲気で作業を行うことができました。

部材曲げ作業②
部材曲げ作業①
部材曲げ作業①
部材曲げ作業②
釘打ち込み中
釘打ち込み中

この日は、大嶋さん(大阪営業)も来て下さり、上記右の写真のような部材曲げ装置を考案していただきました。細い木材をいくつも重ね合わせて船体を造っているのですが、何も加工をしなければ、なかなか木材が船体の形に添って曲がってくれません。この装置は、今後の作業効率化に大いに役立つものと思われます。

次回作業も地道に木材を重ねていく作業です。

5月21日(土)ようやく船体をひっくり返しました!

東京担当・村山です。
船体の研磨もほぼ完了、プランキングも船底を閉じることがやっと、出来ました。
梅雨入り前の完成目標から大きく遅れてしまいましたが、船の呈を成してきた
カナディアンカヌーを見ると、出来る限り綺麗に仕上げたいと思うばかりです。

船底まで閉じました
船底まで閉じました

さて、船体上部のプランキングに取り掛かる前に、船体をひっくり返す必要があります。
型が崩れないよう、作業台代わりにしている12mm コンパネを利用して上に乗せる事にしました。
まず、バウ・スターンにそれぞれ角材を当て支柱にします。
但しクランプで固定できる訳でもなく、ただ載っかっている状態なので、
MC から出し入れする時には注意が必要です。
そんな準備を進めている最中に携帯電話に着信が・・・「大嶋です」おっと、社長からです。
大阪のヨット製作は船底部分のプランキング中とのこと。
どーやら湾曲の対処とストリプ材の貼り方に手を焼いてる様子。
湾曲の対応はカナディアンカヌーでも用いたゴムバンドで対応するとして、
貼り方は図面無しでは途方に暮れるのも良く分かります。
という事で、久々に工房へ伺って写真撮影を行う事にしました。
東京のカナディアンカヌーもプランキング作業の完了が近づき、
FRP作業作業前に相談したい事もあるので丁度良い頃合でしょう。
工房には6月4日に伺う事にしました。
さて、東京の作業に戻ります。載っける台は用意しましたが、どうやってひっくり返せば良いのでしょうか?
4.8mカナディアンカヌーの大きさから、イメージが掴めません。
取り敢えず根岸センター長にフォークリフトを運転してもらい、オムレツをフライパンから
お皿に移す要領でトライする事にしました。
台の高さに合わせながら、フォークリフトで慎重に船体を傾けます。
私の方はオムレツがベチャと落ちて潰れてしまわない様に手で船体を押さえながら台の位置を微調整します。

傾斜度が高まるに連れて、徐々に高まる緊張感・・・
ゴロン!!!
ギョェ~!!!唐突に台に転がる船体を、ラグビーのタックルが如く抱き抱えて制止しました、若干心臓がバクバク状態です。
何とかひっくり返して船体の上部のプランキングを開始しました。

ひっくり返して再びゴムバンド工法
ひっくり返して再びゴムバンド工法

ただしコンパネの上では船体が動いてしまうので、モールドの下(仮釘の跡があって簡単に位置が解ります)に馬を置きました。
船体上部には木目の綺麗なプランキング材を選びながら作業を進めます。船底に比べると簡単な作業ですし、
カナディアンカヌーらしくなってワクワク感は倍増、作業をサクサク進行していきます。

一気に上部を貼り終わったので、ガンネルとアウトステムを当ててみました。
おぉ~~カッコイイ!満足感に暫し浸って本日の作業は終了です。

完成イメージ①
完成イメージ①
完成イメージ②
完成イメージ②

メールセンターの事務所に戻ってスマホを使おうと思ったら、アレレ?動かない・・・
後日 スマホ故障の大御所である深川紗紀嬢(東京営業)に見てもらいました。

「これって紗紀ってる?(スマホを台車で踏むなどして破壊することを、東京営業部ではこう呼びます)」
「ハイ、液晶のココにヒビが入って死んでます。まぁ三万円コースですね」

アララ・・・、あのひっくり返したゴロンの時、ポケットの中でスマホ液晶が割れたた様です、トホホ。
こんな出来事にもめげずに、作成していきたいと思います。

5/7(土) 釘打ちとボンド作業をメインに作業

大阪営業・下林です!

この日は主に、前回作業の続きになります。
しかし!今回は助っ人が二人も来てくれました! 大阪営業の野中課長代理&田中くんです。

薄い木材を型にガンタッカーで仮止め、ハンマーで釘打ち、ボンドで接着作業をメインに行いました。
人数が多かった事と前回同様の作業を行っていたので、左右二手に分かれて作業を進められました!

釘打ちとボンド作業
釘打ちとボンド作業
みんなで協力して進めます!
みんなで協力して進めます!

次回作業も恐らく同様の内容になると思われます。
助っ人の方々が増えてきている事もあり、作業スピードが少し上がっているので次のステップに進めるように取り組みます。

4/30(土)~ 5/15(土)プランキング作業、サンディング作業に大奮闘!

東京担当・村山です。

とうとうゴールデンウィークに突入、しましたが未だプランキング作業は7分目
(当社目分量 面積比による)。
梅雨入り前にFRP作業を終える計画から大きく遅れを取っています。
それでもゴムバンド工法採用でスピードアップしている事も確か、GW中に一気に
プランキング作業を完了させて見せるぜ!
という訳で今日は一人ですが、天気良好ご機嫌よろしく作業進行していきます。

4月30日時点の作業状況は、艇の側面を貼りあげて船底部分に取り掛かっています。
垂直に貼っていたプランキング材が水平方向へ、内側へのたわみは左右のたわみへ変化して行きます。
バウ・スターン部分もステムへの貼り付けから、右舷・左舷のプランキング材をセンターで合掌させる形となります。
マニュアルによれば、2、3枚づつ貼ったら中心線に沿ってカットすると、綺麗な仕上がりになるとの事。
プランキング材2枚だと斜めに切っても5~10cm程、これを続けて3mの直線を作るのは結構難しいので、
5枚づつ貼って左舷/右舷を切り換えることにしました。

先に貼る方は、切る事が前提なので細事は気にしないで、ドンドン貼ってしまいます。
墨つぼの糸を2、3回弾いたら色鉛筆で中心線を引いてノコギリでカットします。

スミ壷でセンター出し
スミ壷でセンター出し

ところが、合掌合わせする反対側は繊細な作業が必要です。
プランキング材を当てて見て、対極のカットラインに合わせて赤鉛筆で線を引きます。
やや外側をノコギリでカットしたら、後はホビー鉋で少しづつ削って合掌させて行く作業の繰り返し。

又、次の板を貼るには、5分程ボンドが乾くのを待つ必要があります。結果的に一人作業が丁度良いペース、
ココは焦らずゆっくり作業を進めていきます。

という事で、並行してサンディング作業を行う事にしました。
先ずは、はみ出した木工ボンドをグラインダーで削り取ります。パワフルなグラインダーは、全ネジのカットで経験!
派手に火花が飛ぶ金属に比べれは、柔らかな杉材やボンドなんて屁のカッパみたいなもんです!

しかし茶色になってとけた溶けたボンドが、削り取って綺麗な木目を出すどころじゃなくて、ガムを踏んだ靴底の如く、
茶色く解けたボンドがこびり付いて醜く広がっていく・・・
そー言えば、作業開始した3月の頃は、溢れたボンドを歯ブラシで刮ぎ落としていましたが、
いつの間にか溢れ放題を放置して「後でサンダーかグラインダーでまとめて削り落とそう」と思ってましたが、
ボンドが溶けるとは・・・

グラインダーが駄目なら鉋だ、鋭利な刃の鉋なら髭を剃るが如く溢れた部分をツルンと綺麗に・・・・
あれれ、鉋も大量に溢れたボンドには刃が起たず、船体にこそ付着しませんが鉋の底にこびりついて滑ってくれません。
結局小さいホビー鉋で少しづつ削って落とす作業に二日を要しました。

細かな箇所はホビー鉋で
細かな箇所はホビー鉋で
鉋かけでボンド削り
鉋かけでボンド削り
鉋にも溶けたボンドが
鉋にも溶けたボンドが

【5月3日】
一人作業が進む中、5月4日は武市さん(人事総務部)夫妻が駆けつけてくれるとの事。
そこでゴムバンドが掛からないバウ・スターンのサンディングをお任せする為の準備をします。
まずは、3台用意したミニサンダーのペーパーを購入します。40番がマニュアルの指定。
それからサンディングをする部分に打ってある仮釘を抜いておきました。

ミニサンダーはBlack Decker社製が2台、工房でも使っているリョービ製ミニサンダーが1台です。
A4版サイズのサンディングペーパー(布)は、Black Deckerは4当分、リョービは6当分して使用します。

【5月4日】
3台を3人がかりで作業すれば、あっという間に作業完了・・・とは行きませんでした。
40番のペーパーは最も荒目ですが、1mmの段差を削りとる為には、かなりの時間と腕力が必要です。
後日、「全身筋肉痛になりました(武市さん談)」 凸凹より時間と体力が摩耗していくばかり。

【5月15日】
これは他の方法を考えなければ、しかもボンドのこびり付きもアチコチにあって、
鉋で削らないと溶けて拡がるばかりだし・・・んっ鉋?

そーだ、電動カンナがあった。削り過ぎて穴を開けない様に、刃の出し具合を少しづつ調整して削ってみる事にしました。
チュッイン、チュッインと瞬く間にボンドとおが屑が吹き飛んで行きます。ある程度の粗削りを電動カンナで行なって、
グラインダーで中仕上げ、サンダで仕上げなら、効率的に作業が進みそう!

グラインダーでの研磨って、何番手のディスクを使えばいいのかな?と、改めてマニュアルを見直してみると
「工房ではラバーパットを取り付け、20番のディスクを使用しています」ラバーパットって何?

ダイソーで買った木工用ディスクを使っていたので、グラインダーのパーツに付いては何も調べておりません。
遅れ馳せながら検索すると「お持ちのグラインダーがディスクサンダに早変わり」何と、こんな便利な物があったのか!
(マニュアルに書いてあるから、ちゃんと読んでおけって話しですけど)
この原稿を書く頃になって漸く気づきました。内側のサンディングに間に合う様、注文しておきます。

マキタラバーパット
マキタラバーパット

4/23(土) ボンド付けに新工法を発明!

東京担当・村山です。

メールセンターは月末近く、最繁忙期で根岸センター長も大忙し。今週末は一人作業で進める事にします。

さて、少しでもプランキングを進めようと一枚貼ってみましたが、船底に近くなると彎曲に加わって捻りが入ってくるので、仮釘が効かず浮き上がってしまいます。ストリプ材の隙間も気になりますが、タッカーも思うように喰いつきません。
手で押さえると隙間から木工ボンドがはみ出して来ますが、手を離すと再び隙間が空いてしまいます。手で押さえる代わりの何かを準備する必要があります。

仮釘が浮き上がってしまう……。
仮釘が浮き上がってしまう……。

暫し考えて、ゴムバンドで留める事にしました。
いつものホームセンターを物色していると御誂え向きの品を発見! 『ユタカメイク チューブバンド輪状タイプ』。
どーやら本来はトラックの幌を止める為の商品の様です。折りたたんだ長さ1m×幅2cm、10本入り2030円也。

早速試してみたところ効果絶大です。2ミリ程度の隙間を開けて、仮止めの押さえにもなるし、隙間から木工ボンドを流し込んでから押し付けると、表と裏の両方から余分な量のボンドはみ出して来ます。
タッカーも殆ど使う事なくピタッとストリプ材が密着して楽しい! 新工法の発明です。

新工法・ゴムバンド!
新工法・ゴムバンド!
ボンドを塗るとこのとおり。
ボンドを塗るとこのとおり。

この工法ではハサミ型のクランプを多用するので、買い足し補充。
ホームセンターにあった物を全部を買い占めました。この調子でゴールデンウィーク中に一気に貼り進めていきたいなぁ~

はさみ型クランプ
はさみ型クランプ

この後、溢れたボンドに手を焼きます、トホホ……

4/23(土) 型枠づくりと船首作業

大阪営業の小笠原です。

作業2日目、まずは、初日の作業で上手くはまらなかったネジを抜く作業に一苦労。
ネジ一つと言えど馬鹿にできません。次に、残りの部材を基本線に合わせながら慎重に取り付け、型枠を完成させました。
型枠が組みあがると、全体の大きさが分かり、一気にヨットづくりの雰囲気ができてきました。

船の型枠づくり。

次に、船体の中でも最も強く作られるという船首の作業に入ります。
薄くカットされた木材を何層にも重ね、ミルフィーユ状にボンドで接着します。
弧を描くような形状の為、釘やタッカーを利用し、型枠に仮止めしました。
次の作業時にはちゃんと固まっているでしょうか。ボンドの力に期待です。

船首作業に着手!

僕も、物作りに関しては全くの素人。
手書きの設計図だけの為、次の作業工程を試行錯誤して考えるしかありません。
細くカットされた角材をいくつも重ねながら造る船体について、部材を当ててみながら造り方を考えました。
次回もがんばります。

4/17(日) パテ埋め作業とマイパドル作りに着手

東京担当・村山です。

本日は関東第一メールセンターが電気工事なので、午前中は電気が使えません。また、昼過ぎには雨が降り出す予報です。
作業内容が限定されるので、プランキング以外にタッカーの針を抜いてパテ埋めを行ったり、パドルの作成にも一部着手する事にしました。メンバーが持って来てくれた丸ノコギリと、バッテリー駆動するドリルでパドルの板を切る事が出来ます。

初めてメールセンター場内で作業しますが、照明も点かないので少しでも明るい窓ぎわまで艇を押して作業場所を設置しますが、やっぱり暗いかなぁ?
と思っていた所で照明が点きました。電気工事は思いの外はやく修了した様子です。根岸課長は点検のために、アチコチのスイッチを入れたり切ったりしています。

「雨が降り出すまでは、外で作業しよう!」

と藤本くん(東京営業)を連れて、いつもの場所に艇を移動して、ソーホースをセットしようとした所、突風に煽られて艇が50センチほど動き出しました!!

「押さえろ!」

大慌てでストロングボードの角材にしがみ付き、板台車を取り付け直して場内へ撤収しました。

「まさか外に出すと思わなかった、今日は無理ですよ」

と点検から戻って来た根岸課長は呆れ顔……完成前に陸上で転覆させるトコでした、反省してます……。

雲行きが怪しい……。
雲行きが怪しい……。

さてさて、もう一度場内に設置し直して作業開始です。パテ用の木粉は、グラインダーで削ったものを根岸課長が準備してくれました。
前日に作業に必要な工具を物色しておきました。先ずはパテ用のボンド、今使っている物は速乾タイプですが、木粉と混ぜているうちに固まってしまわない物を探しました。
どれも酢酸ビニルと水が原料ですが、割合が異なっていました。木粉を混ぜる分だけ、水で薄めてみる事にします。
パテ埋めするコテは100円均一で探しました。どれが良いか分からないので、粘土細工用と、アイスクリーム用の先が平らなスプーンを買って試してみる事にします。パテ埋めする前にタッカーの針が邪魔なので抜き取ります。私が抜き取り、藤本くんがパテ埋め。午前中は二人で地味な作業に終始しました。

午後からは点検を終えた根岸課長と、横浜から武市夫妻が到着して作業に合流です。
プランキング作業と並行して、パドル作りを開始します。先ずはレディーファースト、武市さんにお好みの材料を選んで貰いました。

マイパドル1号!
マイパドル1号!

武市さんセレクトの先端に付けるチンチャンは、紫褐色で硬くて重い材質です。パドルの強度と色目にアクセントがついてイイ感じですね!
パドルの大きさにカットする為に、ここで私は一人で外に工具を持ち出します。丸ノコと電機カンナは借り物です。
まずはインドシタンを半分の幅になる様に縦に切り分けます。それから接着面に電機カンナをかけて平滑に仕上げました。
この後は、エポキシ接着剤で接着してハタガネで固定します。自作ハタガネの試作に取掛かりました。買ってきた全ネジは長過ぎるので、グラインダーで半分に切りました。実はグラインダーで金属を切るのは初めて、半分に切っても長過ぎるので、残りは全て3等分に切って33cmにします。

あとは、パドルの接着材が固まるまでハタガネで固定しますが、クランプの様に100均で手に入りません。代わりに全ネジなる物を見つけたので、ワッシャーと蝶ネジを、適当な大きさの木材にドリルで穴を開けて試してみる事にします。

簡易ハタガネ。
簡易ハタガネ。

並行してプランキングも進めます。場内なのでボンドが落ちて床に付着しない様にダンボールを敷いています。

並行してプランキング作業
並行してプランキング作業

そう、ボンド。
この時は床ばかりを気にしておりましたが、実は溢れたボンドはその都度拭き取っておく必要があったのでした。この手間をスルーした為に後で苦労するとも知らず……。

次回に続きます。

4/16(土) 大阪の舟創りも本格始動!

大阪担当・宮内です。

25周年プロジェクト始動初日は、まず備品の購入からスタート!

作業場(創業の地・関西第三MC)の近くにあるホームセンターにて、工事現場などで取り扱うような備品ばかりを買いあさりました。

ホームセンターにて必要品を買い出し。
ホームセンターにて必要品を買い出し

買い揃えた備品でいよいよ作業スタートです!

木材を並べていく林係長(大阪営業)
木材を並べていく林係長(大阪営業)

まずは、ヨット制作に当たり各木材がどの部分なのかを確認……と思いましたが、まだまだ分からない点が多々あり、手書きの設計図をもとに分かる範囲から作業を進めていくことに。

まずは型を作っていく作業から
まずは型を作っていく作業から

予め、木材に引いて頂いていた線を頼りに組み合わせて、型の部分を作る為にネジを打ち込んで行きました。が、上手くネジがハマらず今回はこれで終了……
次回までに改善点を考えて、ひとまず型を完成させます!!