3/20(日) 引き続きビート&コーブ加工。

東京担当・村山です。

今日は朝からいい天気ですが、強めの風が吹いています。ストリプ材のビート&コーブ加工を行うには、風に舞うおがくずが少々心配です。

まずは、散々苦労して穴を広げたトリマーテーブルのセットから。
ストリプ材は、長さ4.2m×幅15mm×厚さ6mm。この2mm厚の両側面をビットを使って先ずは凸面、それから凹面に削って行きます。100本×2回で合計200回トリマーテーブルを通す必要があります。

真っ直ぐストリプ材を送り込んで均一に削る為に、フェザーボードなる物(これも見るのも聞くのも初めて)を取り付けたいのですが、思う位置に固定する事が 出来ません。ソーホースを3本足にした為、余っていた2×4材を使う事にしました。6mmストレートビットで、5cm四方を1cm深で削ります。トリマー のスイッチを入れるのが、これで2回目。手持ちで深さを半分づつ2回に分けて削りました。

こちらがフェザーボード
こちらがフェザーボード
トリマー冶具作成中・根岸課長
トリマー冶具作成中・根岸課長
Oトリマー冶具削り中・村山次長
Oトリマー冶具削り中・村山次長

クランプでトリマーテーブルに固定して、根岸課長(関東第一MC)と一緒に「1本通してみよう」と果敢に挑戦です。
15cmほど削れた処で、バタバタとストリプ材が暴れ始め、手を緩めた途端にロケット発射の如く前方へ飛んで行きました。ビットの刃を深く当て過ぎた事と、フェザーボードの位置も不味かった様です。
それからビットの上下も調整しないと、凸面の下に段差が付いてしまいます。失敗した物も、そのまま使用して、仕上げにサンダーで削る事にしました。
お昼前に武市さん(東京総務)がご夫婦で到着しました。横浜から遥々お疲れ様です。早速、夫婦共同作業でビート&コーブ加工に着手頂きました。ご主人が送り込んで、武市さんが引っ張ります。

順調に作業開始しましたが、折からの強風に煽られ、おがくずが吹雪の如く舞って、武市ご夫婦は杉木粉まみれ。業務用の掃除機を取り付けて仮集塵機を作りました。作業完了時には大きな業務用の掃除機が、おがくずで満杯となりました。

集塵装置をセットする武市さん(夫)
集塵装置をセットする武市さん(夫)

見事に200回ルーターの作業が完了! お疲れ様でした。ココで遠方から参加の武市さんご夫婦は帰路に着いて頂きました。

こうしてストリプ材の加工は進みましたが、その頃私こと村山は、ステム作りとストロングボードのセンター出しに苦戦中でありました。