3/19(土) ストリプ材のビート&コーブ加工作業。

東京担当・村山です。

本日の作業はストリプ材のビート&コーブ加工。ストリプ材に凹凸を着けて接着面で隙間が出来ないように前加工を行います。

この作業の工具である専用ビットの入手には、結構苦労しました。Web検索で見つけていた専門店「ヒロウッデンカヌーショップ」さんから1セット取り寄せましたが、大阪作業用にもう1セット調達するには「1ヶ月かかります」との事。どちらか一方で作業開始して、終わってから送るにしても、どの程度の時間を要するか検討もつかない状況でした。
とりあえず在庫品の1セットを注文。電話とメールで注文は極めてスムーズ、すぐに商品も到着しました。
実物も目にしてみると、何やら箱にメーカー名の様なモノを発見。色々調べて「woodworker’supply」なるアメリカの通販サイトで入手可能と判明。早速注文しました(こんな時にはWeb上の翻訳サービスが便利です)。お値段は$94.93也。
通関と日本国内配送料がかかって、結局は1ヶ月ほど時間を要しました。

さて、3/19(土)根岸課長(関東第一MC)とビットテーブルのセッティングを行います。
実はココが最大の難関。ビット入手に終始しておりましたが、そもそもビットを取り付ける工具本体トリマーなるもの。
「BOSCHパワートリマー PMR500」を購入しましたが、実はトリマーなど見るのも聞くのも初めて。ビットなる回転刃で木を削るパワーは、度素人が使いこなせる代物なのか全く未知の世界です。

作業台はしっかりした物にしておこうとMIRAIトリマー天板SETを購入。試しにトリマーを取り付けてみるとピッタリ綺麗に収まりました……と思ったら。
天板からビットを覗かせる穴の径が、ビットより僅かに小さい。国産では手に入らないビットの外径には対応していなかったのです。
根岸課長が工具室からグラインダーを持ち出して、径を広げる為に削りはじめます。面を削れても内径を削る事ができす、ドリルなど色々試してみたけれど、どうもイマイチ。

トリマー天板穴とビットに悪戦苦闘
悪戦苦闘・トリマー天板穴とビット

延々と時間を費やした頃にやっと「そうだ、ドリル用の研磨ビットを買ってくれば良いんだ」と気付きました。早速購入・お値段375円也。
もっと早く気付けばよかった……そんな徒労感に暮れた頃、辺りもすっかり暗くなり、本日の作業は終了です。