10/10(月) 久々のアウトステム作業 

東京担当・村山です。

久々に作業再開する為にメールセンターへやって来ました。
(正確には再開準備の為、工具や作りかけたパーツを点検する程度)
案の定、何処に何があるか忘れてしまいました。

何の意図も無く目に付いたアウトステムを引っ張り出して、ここから手を付けることにします。

アウトステムの作業は、真鍮フラットバーを接着したところで中断しておりました。
改めて接着状態を確認すると、真鍮が杉材のステムよりはみ出している箇所があります。
引っ掛かって破損し易いので、グラインダーで削ってフラットにしました。

続いて前後に取り付ける内のもう片方の、真鍮フラットバーを接着します。
エポキシ接着材を探そうと、アチコチひっくり返しましたが見つからず、スーパーXで接着する事にしました。

真鍮フラットバー2本目接着中
真鍮フラットバー2本目接着中

すでに接着済みのステムを船体に合わせて見ますと、見事にピタッと貼り付いて一分の隙間もありません!
何て事は無くって、接着と言うよりタイルの目地のパテ埋めに近い隙間がチラホラ。
ここも目立つパーツなので綺麗に仕上げたい処です。同時にぶつけ易い箇所でもあるので、強度も必要です。

と、なると工法はコレ=FRPで固める事にします。
先ず下地となる船体のFRPは、ガラスクロスを4重にして強度を持たせます。
次にアウトステムをエポキシで接着、この時接着材がはみ出さない様に薄く塗布して硬化を待ちます。
仕上げとして隙間にガラスマットを詰めて樹脂を流し込む様に刷毛塗り、硬化したらガラスクロスを2重にして完成させます。
又はガラス繊維を練り込んだFRPパテなる物もあるので、どの方法が良いのか調べておく事にします。