4/23(土) ボンド付けに新工法を発明!

東京担当・村山です。

メールセンターは月末近く、最繁忙期で根岸センター長も大忙し。今週末は一人作業で進める事にします。

さて、少しでもプランキングを進めようと一枚貼ってみましたが、船底に近くなると彎曲に加わって捻りが入ってくるので、仮釘が効かず浮き上がってしまいます。ストリプ材の隙間も気になりますが、タッカーも思うように喰いつきません。
手で押さえると隙間から木工ボンドがはみ出して来ますが、手を離すと再び隙間が空いてしまいます。手で押さえる代わりの何かを準備する必要があります。

仮釘が浮き上がってしまう……。
仮釘が浮き上がってしまう……。

暫し考えて、ゴムバンドで留める事にしました。
いつものホームセンターを物色していると御誂え向きの品を発見! 『ユタカメイク チューブバンド輪状タイプ』。
どーやら本来はトラックの幌を止める為の商品の様です。折りたたんだ長さ1m×幅2cm、10本入り2030円也。

早速試してみたところ効果絶大です。2ミリ程度の隙間を開けて、仮止めの押さえにもなるし、隙間から木工ボンドを流し込んでから押し付けると、表と裏の両方から余分な量のボンドはみ出して来ます。
タッカーも殆ど使う事なくピタッとストリプ材が密着して楽しい! 新工法の発明です。

新工法・ゴムバンド!
新工法・ゴムバンド!
ボンドを塗るとこのとおり。
ボンドを塗るとこのとおり。

この工法ではハサミ型のクランプを多用するので、買い足し補充。
ホームセンターにあった物を全部を買い占めました。この調子でゴールデンウィーク中に一気に貼り進めていきたいなぁ~

はさみ型クランプ
はさみ型クランプ

この後、溢れたボンドに手を焼きます、トホホ……

4/23(土) 型枠づくりと船首作業

大阪営業の小笠原です。

作業2日目、まずは、初日の作業で上手くはまらなかったネジを抜く作業に一苦労。
ネジ一つと言えど馬鹿にできません。次に、残りの部材を基本線に合わせながら慎重に取り付け、型枠を完成させました。
型枠が組みあがると、全体の大きさが分かり、一気にヨットづくりの雰囲気ができてきました。

船の型枠づくり。

次に、船体の中でも最も強く作られるという船首の作業に入ります。
薄くカットされた木材を何層にも重ね、ミルフィーユ状にボンドで接着します。
弧を描くような形状の為、釘やタッカーを利用し、型枠に仮止めしました。
次の作業時にはちゃんと固まっているでしょうか。ボンドの力に期待です。

船首作業に着手!

僕も、物作りに関しては全くの素人。
手書きの設計図だけの為、次の作業工程を試行錯誤して考えるしかありません。
細くカットされた角材をいくつも重ねながら造る船体について、部材を当ててみながら造り方を考えました。
次回もがんばります。