12/23(土)~12/25(月)いよいよ作業も大詰めに!

12月23日(土) 本日の天気、快晴なれど風強し。
気温8度 湿度50%。

東京担当・村山です。

 前回作業からポリエステル樹脂の手積み刷毛塗り作業を継続中です。
 今日はメールセンターの根岸、武井 両氏の応援を得て、外側FRPの完了を目指します。


FPR手積み作業中の根岸、武井両氏

この手の作業は人海戦術が可能、午前中で手積み刷毛塗り作業に目処が付きました、ご両人ありがとうございます。


どう?いい仕事でしょ?

 午後からはアウトステムの仕上げに掛かります。接岸時に一番擦りやすい箇所なので、FRPを厚く重ねて強度を持たせる為、下記の工程で作業します。

①アウトステム水平方向にガラスクロスリボンを貼り付けポリエステル樹脂の手積み刷毛塗り


②左右にはみ出したクロスをカット


③アウトステム垂直方向にガラスクロスリボンを貼り付けポリエステル樹脂の手積み刷毛塗り


④アウトステムを左右からサンドイッチ、はみ出した部分はそのまま残して戸井に流し込む要領でポリエステル樹脂を厚く盛る
チョッと盛り過ぎ溢れちゃいました。笑

クリスマス連休の作業はここまで、後は乾くのを待つのみです。
次の作業は年末年始のお休み期間 12/30~1/3、センターは完全休業日との事。
その間に貸切状態で作業進行して1/15完成を目指します。いよいよ追い込みだぜっ!  

そこで根岸センター長に2ツお願いして置きました。 ①セコムカードの準備
②施錠鍵を貸して船体をひっくり返しておいて

次回作業はガンネル(船のへりの部分)外側を1枚貼ったら、いよいよ型抜きです!
完成が見えてきましたぁ~ !!

11/27(日)ガラスクロス貼り付け作業

11月27日 曇り 気温8℃ 湿度65%

東京担当・村山です。

 本日はエポキシが固まったので、溢れたエポキシ接着剤は削って、隙間はポリエステル樹脂を塗ったあとでパテ埋めし、更にポリエステル樹脂を上塗りすることに。

接着中に雨が降り出した。

 同時に船底の補強としてガラスガラスクロスを貼る作業も開始しました。クロスを1枚船底に広げて、樹脂を刷毛塗りして乾燥を待っていると、「ピピッ ピピッ」美しい囀りと共にセキレイが数羽やって来ました。尾を上下にフリフリして足早に駆け回っては、アスファルトの上を口ばしで突いています。

 「はて?こんな所に餌あるのか」1分間ほどでしょうか、アチコチ駆け回って居たかと思うと、「ピピッ ピピッ」と鳴きながら一斉に飛び去って行きました。

 セキレイの後を追うかの様に雨がアスファルトを黒く濡らします(写真:アウトステム接着中に雨降り出した)。 「あらら、樹脂乾くかな?」触ってみるとベタ付きが気になる状態。「おや?さっきは無かった黒い点が・・・」正体は虫でした。

雨に追われて逃げてきた?虫。

1匹見つけた後、次々とベタベタに足を取られた虫が増えていきます・・・日暮れが近づきライトで照らされている為でしょうか?

乾く迄まっていられないので、ラップで巻いて倉庫にしまう事にしました。

乾かないのでラップ巻きに…。

本日の作業は終了です、うぅ~ん・・・年内の完成は無理か・・・

11/20(日)待ちに待ったFRP作業

東京担当・村山です。

11月20日(日) 9時現在 気温10℃、湿度90% 

久々の濃霧で100m先は全く見えません。
年内に完成させたいのに、週末の天候に恵まず・・・今日もFRP作業は出来そうにありません。雨天時などで湿度が高い状態で塗装すると艶がなくなったり、白くなったりします。その目安が85%との事。

ずっと疑問だったポリエステル樹脂の硬化と湿度の関連性?何でかな・・・調べてみたら添加剤であるパラフィン(ロウのようなワックス)の問題でした。

硬化の段階でパラフィンのみが表面に浮いてきて表面がカリッと乾きますが、湿度が高いと硬化せず表面がベタベタした状態となったり、艶がなく白っぽくなってしまうとの事。

そっか、、、今日はFRP作業は諦めましょう。と思ったのですが、お昼近くから日差しが戻って来ました。
「おぉ~!恵みの日差しだ。今の内にFRPも塗ってしまおう」と言う事で、アウトステムの下地にガラスクロステープを1本、接着剤スーパーXをチョン付けして固定しました。


船体にもガラスクロステープで下地

ポリエステル樹脂を塗って乾いたところで、アウトステム接着開始! 接着面にはエポキシ接着剤を使用、本体に沿ってピタッと接着する為に、またしてもゴムバンドで船底部分を固定、曲線を描く船首・船尾はガムテープで固定しました。隙間は後からパテ埋めする事とします。

エポキシ接着剤流れ出た                               

11/12(土) ガラスクロステープの巻き付け作業

東京担当・村山です。

11月12日、AM9:30 気温は11℃ほど。
前回の作業でヒントを得たので、インナーステム側のFRP作業の目処は立ちました。
アウトステム側にも接岸時の擦り傷など避ける為、ガラスクロスを二重にする計画は以前にも述べております。

しかしながら具体的な工法は、クロスを小さく切って上から樹脂を刷毛塗りを想定していたので、
難易度が高い事も先週の作業で学びました。

今度は経験を活かして、事前に工法を練る事とします。

先ずはweb検索で情報収集を開始します。
「ガラスクロスで検索!・・・おぉ~早速発見!ガラスクロステープ:端部の横糸は折返しになっているので、ほつれたりしません」と商品説明に記されています。
このテープを幅の半分を重ねながら、螺旋状に巻けばガラスクロスは二重になって、強度を確保出来るでしょう。

また、最も薄いタイプなので、真鍮の光沢も失う事なく、FRP加工が出来そうです!
購入:ガラスクロステープ,#100(t≒0.12mm),25mm×150m 1巻 ¥6,080也
包帯の様にアウトステムにクルクル巻く訳ですが、カミソリや自転車で生傷の耐えない私にとってはお手の物です!

大阪の宮内さ~ん、これってマストに使えますよ、きっと!

本日使用するパーツと工具:アウトステムと作業台、工具はグラインダー・サンダ・ハンディルーターには、
金属研磨円錐形ビット装着、接着剤スーパーⅩを準備しました。

前準備の工程は下記です。
①グラインダー 真鍮フラットバーのはみ出しを杉材を一緒に削ってしまいます。同時に杉の木目を出す事もできます。
②サンダで仕上げます。
③真鍮フラットバーの保護シールを剥がします。グラインダーで削った後が、溶着していたり、バリが出ていたのハンディルーターで取り除きました。
④接着剤スーパーⅩは、クロステープの仮止めなので、アウトステムの接着面(内側)に薄く間隔を空けてポチ塗りしておきました。

真鍮フラットバー溶着バリ有り
真鍮フラットバー溶着バリ有り

真鍮フラットバー溶着バリ取除き後
真鍮フラットバー溶着バリ取除き後

さて、クロステープの巻き付けに取り掛かります。
購入品は150m巻きで、直径15㎝以上ありそうです。包帯の様にクルクルとは行かないので、2mほど取り出してカットしました。
真鍮フラットバーのサイズは幅15mm×長さ1m、杉材は同じく幅15mmに削ってあり、厚み6mm、長さは1.8mありますが、上側の40㎝はデッキ・ガンネルに合わせてカットする予定です。
カットする部分を除いて、ガラスクロステープを巻き付けました。

仕上りを見ると、包帯と違ってガラスクロスの縦糸に伸縮性が無いので、巻き付け方向の下側の糸が突っ張ってしまい、クロスの網目にも歪が出て、なんだかミイラみたいです。
ポリエステル樹脂を塗ったら透明になって、真鍮の光沢が浮かび上がる事を期待しましょう。

アウトステム上側
アウトステム上側

アウトステム下側
アウトステム下側

次回は、アウトステムをエポキシ接着剤で船体に取り付けます。
上からポリエステル樹脂を塗ったら、ガラスクロスを1枚かぶせる予定です。

11/5(土) アウトステムの下準備

東京担当・村山です。

天気予報によれば、9時現在 気温10.8℃ 湿度は 70%ですが、
昼頃から日差しが戻って気温20℃ 湿度60%まで快方へ向かいます。
引き続きFRP作業を行い、特に船首部分のガラスクロスを4重にして、
アウトステムを貼り付ける下地を作ってしまう作戦を進めます。

クロスの毛羽立ち・綻びが厄介な事は前回作業で学習済み、
樹脂を塗布する直前に、ハサミで丁寧にガラスクロスを切って貼る事としました。

先ずは1回目。気温が低く、湿度も60%以上あって硬化に時間がかかるので、
塗布から30分ほど待って様子を見まがら進めます。8cmほどの幅に切ったクロスを、
5枚ほど鱗状に重ねながら貼る為の樹脂は少なめ100ccを準備しました。
乾くとやはり気泡が出来ています。

ガラスクロス貼り船首部分①
ガラスクロス貼り船首部分①

ガラスクロス貼り直し船首部分②
ガラスクロス貼り直し船首部分②

乾くと気泡ができている
乾くと気泡ができている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありゃりゃ、1枚も成功して無いなコレ」と言う事で、
クロスの幅を4㎝程に小さ切って再挑戦しますが、結果は芳しくありません。
こんなに苦労するとは・・・想定外です。
WebでFRPの工法など下調べすると、ガラスクロスにも番手があって、
1平方メートルの重さで表示される(200g/㎡のクロスは #200)との事。
薄手の方が柔らかで初心者に扱い易く、更に重ねる事で、対引き裂け強度も増すとの事。
目指しているのはこれだ!
「ところで、今使っているクロスは何番手#?」#200 は薄手のクロスとして
Web通販サイトで販売されていますが、画像で見ても、手元のクロスと比べて厚いんだか薄いんだかわかりません。
店頭で見比べる事にして、いつものホームセンターへ向いました。
ついでに刷毛(一日で使い捨ての状況、安物をたくさん用意したほうが良い)、
計量カップ(最初の1個は底が溶けて抜け落ちた)、刷毛洗浄用のアセトン、
使い捨てのカップ、薄手ゴム手袋など買い足しします。

午後からは根岸センター長も加わって、2人で作業開始。
根岸センター長が刷毛塗り、私がクロスのカットと必要あらば手で押さえて気泡を防ぐなど、施行錯誤を繰り返します。
苦心の跡はダマになった樹脂でお察しください。

樹脂のダマ後から削り取る必要あり
樹脂のダマ後から削り取る必要あり

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
「ウ~ン・・・難しいなぁ、、、」何か手立てを考える必要がありあますが、何か手がかりは?
根岸センター長が、船首部分を指でなぞって「真ん中が凹んでいるのかも」、
私もなぞってみると確かにその通り。だったら削るか埋めるかすれが良い訳だ。
ふと毛羽立ちを切り取った1cm幅 長さ40㎝のガラスクロス切れ端が目に留まります。
3ヶ所ほど接着剤スーパーⅩ透明タイプで仮接着して、上から樹脂を刷毛塗りすれば何とかなるのでは?
乾きかけの状態でクロスを重ねれば、上手く行きそうな気がしてきた、よ~し行けるぞ!

そんな希望を見出した頃、早くも日が傾く15時。
硬化時間を考えると、本日の作業はここまでです。
後片付けが終わる頃には16時、本日の作業は終了です。
帰り道では富士山のシルエットが夕焼けに浮かびあがっていました。

10/30(日) ガラスクロスの重ね作業へ!

東京担当・村山です。

今日は曇って気温が低く10時現在 10.5℃ 湿度は 61%。
このままではFRP作業は無理なので、昨日作業の手直しを行いながら、晴れて湿度が下がればもう1枚ガラスクロスを重ねる予定です。

昨日の検証から、気泡の原因となるデコボコを取り除くと共に、出来て決まった気泡も削り取ってしまいます。

7月に作業したバウ・スターン(船首/船尾)も大きく剥離しておりカッターで切り取りました。
小さなポッチの気泡はグラインダーで削って、サンダで研磨、白い研磨カスを拭き取って、次に樹脂塗布してリペアして完成です。

気泡船首
気泡船首

気泡側部
気泡側部

大きな気泡はカッターで
大きな気泡はカッターで

気泡グラインダー削り
気泡グラインダー削り

気泡サンダ研磨
気泡サンダ研磨

気泡ウエスで拭き取り
気泡ウエスで拭き取り

ガラスクロス解れ
ガラスクロス解れ

グラインダーで削ると、初めて嗅ぐ匂いがします。
ポリエステルなのか、ガラス繊維なのか?如何にも化学物質っぽい自然界に無い匂いです。
これは防塵マスクがあった方が良さそう・・・でも研磨量は僅かなので省略しました。

そんな地味目の作業を続け13時を廻りましたが、曇りで気温は上がらず13.5℃、湿度も60%あって樹脂塗布を断念、後片付けを始めました・・・

おや?チョッと作業場所を離れた隙に、カラスが工具類を乗せた台車を突いています。
こちらに気付いて逃げて行きましたが、「との粉」の箱に穴が空いてる!菓子箱に見えたのでしょうか?
夕焼け小焼ではありませんが、カラスといっしょに帰ります♪

カラスの仕業
カラスの仕業

10/29(土) グラスクロスの補強

東京担当・村山です。

久々にカナディアンカヌー本体をMC 屋外へ引っ張り出しました。
中断していたFRP 作業を再開するために、船首側の船底にグラスクロスを重ねて補強します。
幅50cm 長さ80cm 程のクロスなので一人でも充分対処可能な大きさです。

気温20.8℃、43% 曇り。
試し塗りをには、ベストコンディションとは言えませんが、前回7月に比べれば贅沢は言えません。
今年は台風など週末天候に恵まれる事がなく、2ヶ月半待って漸く再開します。

ポリエステル液の一斗缶のキャップを開けると、注ぎ口に硬化した塊がこびり付いていました。
注ぐのに支障は無さそうなので、このまま使用します。

中心から塗り初めてクロスを伸ばす様に刷毛を走らせると、200cc で計量した樹脂を使い切って丁度よくクロス全面を塗り終え増した。
時間は10分弱経過、それでも未だ硬化してません。温度差からでしょうか?
7月と大きく違う点です。
硬化が始まると、2ヶ所でクロスが浮き上がって気泡ができました。

ひとつはインナーステムにかかる両舷にクロスを折り返した所に。
もう一ヶ所は何故か縦一直線に15cm程の気泡?何でこんな所にできるんだ?
完全に硬化してから、改めて見直すと下地になっているクロスの布端に沿ってます。

クロスの切り端は、切断面に対して縦糸が樹脂を吸ってラッパ状に毛羽立っており、これが膨らみとなって重ねたクロスを浮き上がらせ、気泡となった様です。
また、横糸が綻んだ箇所はミミズ腫れの様なデコボコが出来てしまいます。
「思った以上に難しいな」ガラスクロスの綻びを最小限にするには、丁寧に切ったら直ぐに刷毛塗りを行う必要がありそうです。
観察を重ねつつ、硬化を待っていると17時を過ぎて辺りは暗くなり、本日の作業は終了です。

10/22(土) ヨークサンディング完了!

10/10に引き続き、ヨークを引っぱり出しました。ジグソーで切り抜いたまま3ヶ月経ってしまいましたが、新たに買い足したグラインダーのラバーパットSETとサンディングディスクに付け替えて、切り抜いたヨークを削ります。
最初は角を丸める程度にチョッとだけ削ろうと開始しましたが、肩に当たる部分は滑らかな曲線にした方がいいかなぁ? など気が変わり始めました。
こんなもんぁ~とサンダをかけてみたら、オォー!赤褐色の木肌が何とも言えない質感を主張して来ます。
滑らかな曲線がパーツの存在感を別次元に昇華させて「人が木を削るのでは無い、木が人に削らせているのだ~!」既に円空の心境に達し、削れば削るほど、磨けば磨くほどに高まる昂揚感!

ヨークサンディング完了
ヨークサンディング完了

「何時から工芸に目覚めたんですか?」いつの間にか背後に立っていた根岸センター長に声掛けられました。何時からって、さっきからだけどと時計を見ると、作業開始から数時間が経過してます。
久々の作業でしたが、改めてモノ作りって楽しいと感じつつ、本日の作業は終了です。

10/10(月) 久々のアウトステム作業 

東京担当・村山です。

久々に作業再開する為にメールセンターへやって来ました。
(正確には再開準備の為、工具や作りかけたパーツを点検する程度)
案の定、何処に何があるか忘れてしまいました。

何の意図も無く目に付いたアウトステムを引っ張り出して、ここから手を付けることにします。

アウトステムの作業は、真鍮フラットバーを接着したところで中断しておりました。
改めて接着状態を確認すると、真鍮が杉材のステムよりはみ出している箇所があります。
引っ掛かって破損し易いので、グラインダーで削ってフラットにしました。

続いて前後に取り付ける内のもう片方の、真鍮フラットバーを接着します。
エポキシ接着材を探そうと、アチコチひっくり返しましたが見つからず、スーパーXで接着する事にしました。

真鍮フラットバー2本目接着中
真鍮フラットバー2本目接着中

すでに接着済みのステムを船体に合わせて見ますと、見事にピタッと貼り付いて一分の隙間もありません!
何て事は無くって、接着と言うよりタイルの目地のパテ埋めに近い隙間がチラホラ。
ここも目立つパーツなので綺麗に仕上げたい処です。同時にぶつけ易い箇所でもあるので、強度も必要です。

と、なると工法はコレ=FRPで固める事にします。
先ず下地となる船体のFRPは、ガラスクロスを4重にして強度を持たせます。
次にアウトステムをエポキシで接着、この時接着材がはみ出さない様に薄く塗布して硬化を待ちます。
仕上げとして隙間にガラスマットを詰めて樹脂を流し込む様に刷毛塗り、硬化したらガラスクロスを2重にして完成させます。
又はガラス繊維を練り込んだFRPパテなる物もあるので、どの方法が良いのか調べておく事にします。

7/18(月) ヨークの削り出し作業

東京担当・村山です。

今日は海の日です。
暑さの為に本体作業(FRP)が出来ないので、今日はヨークの削り出しを行う事にしました。

カヌーを担いで運搬する時に、肩にかける担ぎ棒です。
目立つパーツなので、木材にも凝ってみる事にしました。

パドルに使おうと購入したアマゾンジャラの板材、サイズは 1800mm長 厚20mm
あってスォート(補強用の横棒 椅子代わりに座っていたパーツの名残らしい)と
一緒に削り出せば色や質感のバランスも良いことでしょう。
この板材は硬くて加工に適さないので、ウッドデッキ用の板材に用いられる様です。
価格は安価ですが腐食に強くて強度もあります。
何より赤褐色の木肌が、淡い杉材の船体のワンポイントとなる事でしょう。

Webでヨークの画像を検索して、型紙にデザインをおこしました。
これを貼り付けて、ジグソーで切り抜きます。

ヨーク型紙を貼って切抜準備
ヨーク型紙を貼って切抜準備

ソーホースにクランプで固定して作業を開始すると、ジグソーの刃がボキッと折れてしまいました。
硬い木質なので曲線を切り抜く時の負荷が大きかった様です。
スペア刃に取り替えて切り抜いて作業完了。
型紙に時間をかけ過ぎたので、夕刻となり本日の作業はここまでです。

ヨーク切抜中
ヨーク切抜中

ジグソー刃が折れました
ジグソー刃が折れました

後は磨いて取り付けるだけ
後は磨いて取り付けるだけ